あれは幻か
現実か幻想か…
否…
全てを解き明かす鍵は
彼女ら自身なりける…
~休み時間にはご注意を…~
「はぁ…しかし
一体あれは何だったんだ(汗)」
恋は
神楽に言われたことを思い出していた…
「最終的には…
気付くのは自分自身…っか…
はぁ…
何が自分自身だ
ばかばかしい」
けれどももし…
あれが本当なのだとしたら、
この胸の中のざわめきと何か関係があるのか?
私が…
私の内に潜んでいる何かが…
動き出すのか?
だとしたら…
一体何が?
なんて恋が考えていると…
無論黄色い声が飛び交う時間が来るわけで…
自然と恋専用の図書室を出て、廊下を歩いていると…
案の定。
「恋様~♪」
「きゃ~恋様だわww」
「おい!!
恋さんだぜww」
「おぉ~
恋さんだ!!」
なんて…うるさい声が飛び交い…
恋は普段はクールだが、
やはり色々と考え事をしていて邪魔されるのがイライラしているのか、
だんだんだんだん
眉間に皺がより始め
苛立ちマークが頭の上に覆いかぶさる形で付いている。
恋はあまりのうるささに、再び自分専用の図書室へと向かった。
周りの男女は
残念だとばかりの声を上げながら帰っていった。
「はぁ…
まったくもってどいつもこいつも…(苛」
再び窓から外を眺めるように
片足をかすかな木の枠に乗せ
片手は
顔と顎を隠す形の姿勢になった。
なぁ神様…
これから一体何が起ころうというんだ。
これから一体どんな試練が…
待ち受けているんだろうか?
私はそれに耐えることが出来るのだろうか?
否…立ち向かうことすら出来るのだろうか?
何かがなくなったとき
私は果たして…
貴方を恨まずにして
生きていけるのだろうか?
泣くことすら忘れ
仮面をかぶった私は…
一体どうなるんだろうか?
恋を背後から黒い渦が襲いかかろうしている中
恋は一人
空を眺めながら
不気味なまでに晴れ渡った
白い雲1つない空へと
想いふけていた。
これから始まる
序曲に
どんな終わりが待ち受けているかなんて…
誰一人知りはしない―…。