音楽室にて
1つの鬼門が引かれ、
今…ゲートののろいが解き放たれたり。
~始まりの歌~
私は、今
音楽が始まって最大のピンチを迎えています。
「はい
次、桜井 凛さん」
「は…はぃ…(汗)」
「では、歌ってください」
「朝露きらめく紫陽花の花
光り輝く太陽照らし
上を向くは向日葵の
あ~迎えに来てn「はいストーップ」
はい?」
「あの…桜井さん…
もう結構です」
「は…はい(汗)」
しぶしぶ半なき状態で席にもどる凛。
半分程度が凛の声によって、くたばっていた。
「ちょっと凛…あんた一体どうしたらそんな風に…(汗)」
「ぅ~だってぇ~」
そんな事を言っていると、
ふと、外に気配を感じた。
凛は外を見ると…
そこには一人のソプラノ声を響かせる少女がいた。
けれども、誰一人その声には気づかない。
姿すら見えていないのか…
先生も注意しようとしない。
凛は少女の声に想い浸っていると、ふとその少女がこちらを向いて何かを言った。
凛は、よく聞こえず、
首をかしげる。
すると、少女は再び口を開く。
今度は凛にもはっきりと聞こえた。
「 」
私を捕まえ拾いなさい。
貴方が私を必要としたそのとき
はじめの力は解放される。
それが凛にはどういう意味か分からなかった。
「私を…捕まえなさい…
一体どういう意味で…?」
そんな事を言っていると凛は友達に話しかけられた
「あんたさっきから外ばっかり見てたと思ったら今度は何?
独り言?(汗)」
「え・・いや・・・」
凛はあせっていたが、
先生が再び凛を呼んだ。
そして地獄の歌声が始まろうとしたそのとき…
少女の周りの時は止まった。
ソプラノ声の少女が現れこういったのだ、
「貴方の声は悲痛だから…
傷を癒すには到底不可能。
よって、この時間だけ特別に私が貴方の変わりになってあげる。
けれども、貴方が私を捕まえたそのときは…」
それだけを言って、少女は消えた。
凛は一体何が何だったのか訳の分からないまま、歌いだした。
いっせいにふさがれた耳。
そして寄生ともいえる声を上げるはずであろうのどからは、
ありえないほどに
高く、澄み切った響きの良いソプラノの声が凛の周りを美しく包みだす。
みんなは見とれていた。
先生ですら、ピアノを弾く手を止めた。
凛は自分の席に再び戻った。
っと同時に、歓声が響き渡った。
こうして、一時間目は終わりを告げた。
それにしてもあの子は一体…
誰だったのだろうか…?
なぞはまだ解けはしない。